ヘリポート情報
栃木ヘリポートの特徴/ホームメイト
栃木ヘリポートは、栃木県芳賀郡芳賀町に設置されている公共用ヘリポートです。ここでは栃木ヘリポートについて説明します。
栃木ヘリポートの概要

栃木ヘリポートは公共用ヘリポートとして1990年6月1日に建設されました。芳賀工業団地内にあり敷地面積は約4.5ヘクタールあります。運営時間は7時から19時までで、例外を除きこの運営時間以外の利用はできません。1991年10月に格納庫の拡張が終了し、現在は、栃木県消防防災航空隊が所在し、ベル 412EPを運航しています。
- ベル 412EP
- ベル412EPは消防防災ヘリコプターという使用用途以外にも警察航空隊や海上保安庁などにも幅広く採用されているモデルです。災害発生時には、このヘリコプターを用いて災害状況の情報を掌握することから始まり、緊急患者等の人員の輸送や救助活動、救急用資機材の輸送、緊急物資の輸送(医薬品や食料など)、防災対策要員の輸送などを行ないます。ベル412EPは、全長約17mで一度に最大15名を乗せることができます。
栃木ヘリポートの使用について
栃木ヘリポートを使用する際に必要な情報は以下の通りです。
手続きについて
栃木ヘリポートを使用する際は、事前に使用届を提出しなければなりません。事前に提出できないときは、FAXや電話で連絡を取る必要があります。なお、その場合は着陸後に所定の手続きを行なうことが必要です。
離着陸上の注意について
栃木ヘリポートには管制官が配置されていないため、離着陸にあたっては、細心の注意が必要になります。また、安全性を確保するために離着陸時に必要事項を無線で確認しましょう。
- 呼出名称 TOCHIGI FLIGHT SERVICE
- 周波数 130.8ヘルツ
使用料について
公共用ヘリポートは、誰もがヘリポートを利用できる環境を提供するため、非公共用ヘリポートと比較して低料金で使用することができます。ヘリコプターの重量に応じて着陸料が変わりますが、使用料については以下の通りになります。
- 最大離陸重量が1トン以下のヘリコプターの場合、着陸1回につき820円
- 最大離陸重量が1トンを超え、3トン以下のヘリコプターの場合、着陸1回につき1,290円
- 最大離陸重量が3トンを超え、6トン以下のヘリコプターの場合、着陸1回につき1,880円
- 最大離陸重量が6トンを超えるヘリコプターの場合、着陸1回につき1,880円、超過分については1トン当たり1,370円を加算
停留料について
ヘリコプターの重量や停留時間に応じた停留料が必要です。停留料については以下の通りです。
1時間以上6時間未満停留する場合
停留が1時間未満の場合は料金がかかりません。
- 最大離陸重量が3トン以下のヘリコプターの場合、470円
- 最大離陸重量が3トンを超え、6トン以下のヘリコプターの場合、950円
- 最大離陸重量が6トンを超えるヘリコプターの場合、基本料950円に、超過分1トンにつき17円を加算
6時間以上停留する場合
停留料は停留時間が24時間ごとに加算されます。
- 最大離陸重量が3トン以下のヘリコプターの場合、1,910円
- 最大離陸重量が3トンを超え、6トン以下のヘリコプターの場合、3,820円
- 最大離陸重量が6トンを超えるヘリコプターの場合、3,820円、超過分については1トン当たり70円を加算