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無人ヘリコプターによる放射線量の調査



東日本大震災では地震により福島第一原発の倒壊を招き、放射能が漏れるという未曾有の事態が起こりました。放射能測定は復旧活動や、近隣住民の安全を確保しなければならないため急務です。しかし、放射線が人体に及ぼす影響から、人の手では測定できない場合も存在します。そこで、無人ヘリコプターによる放射線量の調査が行なわれました。ここでは無人ヘリコプターによる放射線量の調査について説明します。

無人ヘリコプターについて

無人ヘリコプターについて

無人ヘリコプターはその名の通り、人が搭乗しない航空機のことです。人の立ち入ることのできない場所での調査や研究用のサンプルを採取する必要があるときに利用します。有毒ガスが立ち込める場所や、高温となる火山口付近、そして、東日本大震災で倒壊した福島第一原発付近の被曝の可能性のあるエリアの放射線量調査などです。

調査用無人ヘリコプターの有用性

原子力発電所の事故による被害で大きな問題となるのは放射能漏れによる被曝です。二次災害を防ぐ意味でも航空機を使用した空からの監視が重要になりますが、放射線量の調査でも被曝の問題は深刻で調査が制限されてしまいました。そのような状況の中、被曝の被害を受けずに、事故があった現場から離れていても放射線量をモニタリングできる無人ヘリコプターに期待が高まったのです。

モニタリングシステム

放射線量調査に使用する無人ヘリコプターは、自律飛行システムを搭載しており、操縦者が居なくても自律的に飛行することが可能です。着陸も自動で行なえるため、操縦者が近くに居なくてもサンプルが取れるようになっています。

自律航行型RMAX G1
モニタリングに使用する機体は、自律航行型RMAX G1と言います。ヘリコプターの運行システムは無人ヘリコプターと地上局、アンテナシステムから構成され、運用にあたっては、自律航行用のオペレーター、計測器のオペレーター、離着陸を手動で行なう際のオペレーター及び安全運行責任者の4名で行ないます。
測定装置
測定装置には、映像装置と放射線測定装置、測定データを送信するデータ転送装置が必要となります。映像装置と測定データの送信装置はRMAX G1に標準で装備されているものを転用して使用しています。

また、放射線測定装置は、ガンマ線測定用のNaIシンチレーションサーベイメータ、電離箱式サーベイメーター及びGM管式サーベイメーターであり、状況に応じて必要な測定器をすぐに実装できるように工夫されています。