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ヘリポート情報

原子炉建屋へのヘリコプター放水



東日本大震災では、津波の被害により福島第一原発の原子炉建屋は壊滅的な状況に陥りました。使用済みの燃料が保管されたプールが冷却できなくなり、政府は自衛隊と警察に冷却作業を行なうように指示し、消火活動において消防車両やヘリコプターが使用されました。

原子炉建屋へのヘリコプター放水について

原子炉建屋へのヘリコプター放水について

原子炉建屋への放水は特殊災害対策車や大型化学車などの特別な消防車両による地上からの放水の他に、陸上自衛隊が保有するヘリコプター「チヌーク(CH-47)」によっても行なわれました。

原子炉建屋への放水で活躍した陸自第1ヘリコプター団

陸自第1ヘリコプター団は震災時に人命救助や物資の輸送以外に、原子炉建屋を冷却するための放水作業にも加わりました。

2011年3月15日、福島第一原発への放水を政府から要請された陸上自衛隊は、独自に状況を分析した結果、3号機原子炉建屋への放水を優先することに決定しました。3月17日、陸自第1ヘリコプター団が保有する大型輸送ヘリコプターの「チヌーク」は、バケット(空中消火器材)を使用して海水をくみ上げ、空中から約30トンの海水を3号機原子炉建屋へ放水しました。当初は、ヘリコプターをホバリングさせて原子炉建屋の真上から海水を放水する予定でしたが、放水の衝撃で建物が損壊するなどの危険性があったため、上空を通過しながらの放水となりました。

「チヌーク(CH-47)」
「チヌーク」はアメリカ合衆国のボーイングバートル社で開発された、タンデムローター式の大型輸送用ヘリコプターです。「チヌーク」の特徴は大型輸送機としての搬送能力にあります。本来の「チヌーク」の使命は現場に支援物資や、必要な設営器具を運んだり、隊員を輸送したりする目的で使用されます。東日本大震災時の原子炉建屋への放水は、可能水量約7,500リットルの野火消火器材1型を吊り下げて放水活動を行ないました。

放水の効果測定

自衛隊は放射能漏れによる影響が懸念される原子炉建屋への放水の効果測定のため、サーモグラフィーを装備した「チヌーク」を使って放射線量を測定しました。原子炉建屋の放射線量や温度を約1時間にわたり測定し、結果を見て放水の効果や被害状況を把握しました。